放送・通信

2009/05/22

NHK「技研公開2009」リポート(3)ポスター展示、ほか

<ポスター展示>

今年も地下1F駐車場で「ポスター展示」がありました。その中で、気になったものをいくつか取り上げます。

フレキシブル制作システム

2009052115
2009052115

テープレスワークフロー下で編集環境を仮想化するための研究です。

クライアント環境はWebブラウザ+JavaScript、サーバ環境はGlobus Toolkitでグリッド化。

ちなみに、主な用途は局内を前提。「せっかくブラウザで動くのだったらモバイル環境でも?」と思いがちですが、そういう観点での研究はされていないとの事でした。

気象災害ニュースを対象とした用例翻訳SDMT

2009052115

ニュース原稿を日本語から英語に変換するため、現状は翻訳支援システムが用意されているようですが、これを気象ニュースで展開するため研究です。

過去の翻訳事例(=対訳辞書)から類似の用例を検索し、それを構造解析して固有名詞を当てはめる、という仕組みのようですが、試作では用例によっては固有名詞が2回入ってしまうなどの誤訳が避けられないとのこと。それでも対訳辞書があるのと無いのとでは翻訳精度が違うとの事です。

「歳時記には対応しているんですか?」と伺ったところ、気象予報士はいろんな事を言うので、ふつうの気象情報より難易度が高いようです。

<ポスター展示プレゼンテーション>

今回、ポスター展示のテーマごとに各担当者が持ち時間10分で発表する「ポスター展示プレゼンテーション」が行われていました。(毎日11:30-と15:00-の2回)

2009052115

2009052202

技研講堂でやってた研究発表より持ち時間が少ないぶん、内容が凝縮されているので、むしろこっちのほうが面白いかも。

…というわけで、技研公開レポートはこれでお開きです。また来年をお楽しみに(笑)

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2009/05/21

NHK「技研公開2009」リポート(2)講演

21日(木)午後から、講演がありました。

今年は海外の講師ではなく、技研職員によるものでした。これが新型インフルエンザによるものなのか、それとも経費削減なのかは知る由もありません。いずれにせよ華のあるゲストがいないので、今年は「研究発表の拡大版」のような雰囲気でした。

ちなみに、昨年まで毎年有償頒布されていた展示資料と予稿集。今年はこれらの冊子は発行されず、代わりにカラープリンターで印刷されたPowerPoint資料が配布されました。

(展示資料は技研公開のWebサイトにてPDF形式で公開されています。でも、これを印刷して持参している人は数名しか見かけなかったです。)

<講演1>
 演題「テレビは未来への窓 ~豊かな臨場感をめざして~」
 講師 岡野 文男 研究主幹(人間・情報)

「臨場感」を実現するためのアプローチとして「高質感」「空間情報」を挙げていました。

「高質感」についてはスーパーハイビジョンの開発による解像度・ダイナミックレンジ等の情報量増大で、「空間情報」については奥行き感の出せる立体テレビの開発というアプローチを行っているとの事でした。

その「スーパーハイビジョン」「立体テレビ」について、これまでの研究内容と課題、実用化目標について説明がありました。

実用化の時期については、スーパーハイビジョンは2025年頃、立体テレビはそれ以降と説明していましたが、実はその前の技研所長あいさつで「HDTVの開発期間の半分で出来たんだから、実用化はHDTVの半分の7.5年で出来るのではないかと思っている」と言っていたんですね。

この講演のあと、月周回衛星「かぐや」(SELENE)のハイビジョン映像をもとに作成した3D映像の上映がありました。2眼式ハイビジョン3Dの特徴を引き出すため、90度回転した画像となっていました。普通3Dといったら何かが飛び出すのが通常ですが、今回上映された画像は月面に対して地球が奥に写っており、新鮮でした。

<講演2>
 演題「スーパーハイビジョンの伝送とWINDS衛星伝送実験の意義」
 講師 正源 和義 部長(システム)

スーパーハイビジョンを各キャリアに乗せて伝送する際の課題と研究状況・ビジョンについての説明がありました。

ある意味総花的な説明だったのですが、じゃぁ結局どうしたいの? と突っ込みを入れたくなる講演でした。

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NHK「技研公開2009」リポート(1)公開展示

世田谷区砧にある「NHK放送技術研究所」の一般公開「技研公開2009」が今週21日(木)~24日(日)まで開催されております。

このBlogでは2007年度から訪問レポートを掲載しておりますが、今年も懲りずに掲載いたします。

ちなみに、今年2月末に掲載した日程発表の記事ですが、昨日までにこのページだけで約1,200PV(うちNHK関係者が約50PV)を記録してました。昨年はレポート記事を合わせても100PVに届かなかったので、今年はなんか異常です。

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<まず入口で>

これまでの技研公開で初めてだと思いますが、世相を反映してか、入口に消毒液が設置されていました。

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<公開展示>

今回は計37テーマの展示がありましたが、その中で小生が注目したものをご紹介します。

(5)インターネットを介した視聴者による映像コンテンツ共同制作

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技研では相当前から、番組記述言語(TVML)の研究開発をおこなっていましたが、これはあくまでも事前収録番組用。今回の展示ではライブを前提としたデモを行っていました。

この仕組み、教育テレビの「シャキーン」でも利用されているようです。

(6)番組を推薦するテレビCurioView
 ※関連展示:(22)映像・音声・言語解析によるコンテンツ活用技術

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EPG・字幕・音声認識などから番組のメタデータを生成し、おすすめ番組をリコメンドする研究です。

1Fエントランスのデモでは受信機側で音声認識~リコメンドを行うデモを行っていました。

(8)スーパーハイビジョン多チャンネル衛星伝送実験

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札幌テレビ塔の展望台からの生の映像を札幌局まで非圧縮光伝送。札幌局で圧縮・符号化しNICT鹿島宇宙技術センターまでIP伝送。

鹿島では別に用意したSHV素材2本を含む3チャンネル分を超高速インターネット衛星「WINDS」(きずな)にアップリンク、NHK技研入口に仮設したパラボラアンテナで受信していました。

札幌の生映像、歩行者一人一人まで(顔は分かりませんが)くっきり写っていました。

(15)スーパーハイビジョンシアター

今回上映された映像は、「日本遺産」というタイトルがついており、青森ねぶた祭り、帆船日本丸、利根川での川遊びなどの映像が上映されました。

今回から、日本ビクターと共同開発したフル解像度のプロジェクタが使用されていましたが、ドット欠けが目立ちました。

(27)高齢者に適した音響再生方式

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昨年のポスター展示で紹介されていた、高齢者の聞こえ方をシミュレーションする装置が今年も展示されていました。

その他に、背景音とアナウンスメントを別方向のスピーカーから出すことで聞き取り具合が改善されるという体感デモがありました

この研究、サイエンスZEROでも紹介されていましたね。

(32)表現分析による番組へのご意見の分類

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一応「テキストマイニング」なんですが、市販されているテキストマイニングツールは全文を処理するのに対し、こちらは述語を抽出して分類する方式のようです。

(34)風の映像化システム「風カメラ」

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テレビカメラとは別にドップラーレーダー(風カメラ)を設置し、このデータをCG合成する仕組みの展示です。

風カメラのデータはASCIIデータで、IP網で送るもよし、カメラケーブルに乗せてもよし、との事でした。

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2009/02/27

NHK技研公開2009の日程が発表

NHK放送技術研究所のオープンハウス「技研公開」ですが、今年の開催概要が発表されています。

平成21年度放送技術研究所の公開について

一般公開の期間は5/21(木)~24(日)まで。時間は朝10時から夕方6時(最終日は5時まで)との事で、日程としては昨年と同様ですね。

[2009/05/13更新]
 上記Webページが5/11付でアップデートされており、講演/研究発表のアジェンダ、展示項目・ポスター展示内容が掲載されています。
 ここ最近は申込制だった講演については、今年は自由入場のようです。
 (今年は、講演終了後にも研究発表がありますのでご注意ください。)

[2009/05/21更新]
 訪問記を掲載しています。合わせてご覧ください。
  (1)公開展示(2)講演(3)ポスター展示

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2009/01/16

今月号の「放送技術」に「NHKオンデマンド」のシステム概要が紹介

兼六館出版の月刊誌「放送技術」については以前このBlogでもご紹介したことがありますが、昨年12月にサービス提供開始された「NHKオンデマンド」に関する寄稿が、今月発行の1月号に掲載されています。

この寄稿には、「見逃し番組」の動画ファイル作成・「特選ライブラリー」の登録に使用する設備の概要が掲載されています。

これによりますと、「見逃し番組」については地上波・BSの放送をリアルタイムエンコードで24時間連続収録(収録ストレージ:5.4TB×2系統)し、そこから編成情報をもとに自動切り出し(提供用ストレージ3.6TB)を行っている模様。ただしニュース番組については別システムで、NHKのWebサイト「NHKオンライン」でのインターネットニュース制作システムとI/Fをとっているとのこと。

「特選ライブラリー」については、渋谷と川口の2カ所にVTRからのエンコード設備を設置し、「見逃し番組」と同様のファイルフォーマットで保管。

ここから提供サービスごとにファイルを送るわけですが、それぞれファイル名やフォーマットが異なるため、これらをトランスコード設備で変換して渡しているとのこと。

ITProにも記事が掲載されておりますが、雑誌にはもう少し細かい概要図が載っていますので、詳細をお知りになりたい方はぜひ雑誌にてご確認を。

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2008/06/24

「ダビング10」が2008/7/4未明からスタート

社団法人デジタル放送推進協会より、デジタル放送の「個数制限コピー可」、いわゆる「ダビング10」の開始時期が決定したとの発表がありました。

ダビング10の運用開始日時の確定について

ひとまず、これで「ダビング10」の実施が確定しましたので、各種情報を以下にまとめておきます。

○技術資料

JEITAちらし
“ダビング10”に関わる運用規定改定の概要(Dpa)
ARIB TR-B14 第3分冊
ARIB TR-B15 第4分冊

○受信機メーカーへのリンク

SONY ブルーレイディスクレコーダー,DVDレコーダーの「ダビング10」対応
ソフトウェア更新デジタル放送ダウンロード開始時期のお知らせ
松下電器産業 「ダビング10」対応バージョンアップサービス開始について
・ダビング10対応オンエアーダウンロード放送に関する重要なお知らせ
シャープ 弊社製ブルーレイディスクレコーダー/ハイビジョンレコーダーの
「ダビング10」対応について

東芝

〈レグザ〉が、ダビング10番組の「ダビング」対応にバージョンアップ
します。

ダビング10について

三菱電機

ダビング10について

パイオニア

DVDレコーダー(トップページ)

[2008/07/04更新]松下電器産業のリンクを一部追加しました。
 また、三菱電機・パイオニアのリンクを追加しました。

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2008/05/24

NHK「技研公開2008」リポート(3)ポスター展示、ほか

<ポスター展示>

地下1F駐車場で「ポスター展示」がありました。(今年は4日間通しです)

その中で、気になったものをいくつか取り上げます。

UHF帯折り返し型矩形ループアンテナ

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UHFアンテナの小型化に関する研究です。

ラーメン鉢のデザインのようにアンテナ線を張ることにより導線の長さをかせごうという趣旨のようです。

画像解像度と視力~高臨場感映像システムに求められる映像フォーマットの検討~

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テレビなどの精細度はどこまで上げれば十分か(これ以上精細度を上げても無駄か)を見極めるための研究です。

お年寄りにもより聞きやすい放送をめざして~ミキシングバランスの調査研究~

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高齢者の耳の聞こえ方をシミュレーションする装置の試作機と、ナレーションの聞こえやすさを図示するシステムが展示されていました。

この研究は、NHK総合「ためしてガッテン」でも紹介されていましたね。

<研究発表>

一応全部の発表聞いたんですが、展示ともかぶりますのでこのブログでは大胆に割愛させていただきます。

…というわけで、技研公開レポートはこれでお開きです。また来年をお楽しみに(笑)

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2008/05/23

NHK「技研公開2008」リポート(2)講演

22日(木)午後から、講演がありました。

<講演1>
 演題「米国における地上デジタル放送の技術イノベーションへの挑戦」
 講師 Lynn Claudy 氏(NAB副会長)

2007052406

NABでの研究内容の紹介と、NHKとの連携状況について説明がありました。

どちらかというと研究よりも開発の方に重点をおいており、基礎研究を行っている他の研究機関には注目している、との事でした。

キーワードとしては、以下のようなものがありました。
・「re-inovation」、つまり革新技術をどんどんブラッシュアップしていくことの重要性。
・技術が市場を牽引するのか、市場が技術を牽引するのか、答えはどちらもYESである。

<講演2>
 演題「RAIにおける放送技術研究とNHKとの研究連携」
 講師 Alberto Morello 氏(RAI研究所長)

2008052211 

RAIでの研究内容の紹介と、NHKとの連携状況について説明がありました。

RAIも、研究内容の大半は短期(1-3年)のもので、5年以上かけて行う研究は全体の10%程度との事でした。

<講演3>
 演題「技研ビジョン~『感じる』と『つながる』でめざす新しい放送~」
 講師 谷岡 健吉 氏(NHK放送技術研究所長)

2008052212   

今回発表された新しい研究指針「技研ビジョン『YOU』」に関する説明がありました。

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NHK「技研公開2008」リポート(1)公開展示

世田谷区砧にある「NHK放送技術研究所」の一般公開「技研公開2008」が今週22日(木)~25日(日)まで開催されております。

小生も、丸1日会場を回ってきましたので、その様子をレポートいたします。

2008052201

<公開展示>

今回は計43テーマの展示がありましたが、その中で小生が注目したものをご紹介します。

(10)緊急放送による受信端末の自動起動

2008052202 昨年の公開では緊急警報放送(EWS)のみでしたが、今回は緊急地震速報受信端末の試作機が展示されていました。

(11)ワンセグ連結再送信システム

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2008052204 

今回は、小型化されたワンセグ連結再送信装置と、バルク転送(2セグメント以上で伝送)が展示されていました。

(15)スーパーハイビジョンシアター

今回は、北海道の自然がテーマの作品でした。いわゆる花鳥風月ものですね。ちなみに、前年の有馬記念のようなピンボケはなかったですね。

(18)高臨場感に向けた心理的評価

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2008052206 
22.2ch音響の臨場感を測るために、被験者にアンケートする際の有効な評価尺度を12種類に分類しています。

(27)音声認識による新・字幕制作システム

2008052207 

NHK総合の定時ニュースをその場で字幕放送にするデモが展示されていました。
放送音声をそのまま利用する「ダイレクト方式」と、担当者が読み直す「リスピーク方式」の両方ができる環境になっていましたが、小生が見たときのデモでは読み直しが必要なニュース項目がなかったため、リスピーク方式のデモは見られませんでした。

(34)薄型光ディスク

2008052208   

Blu-Rayディスクをベースに薄型・高回転をめざす研究です。
前回は回転させるだけのデモでしたが、今回は実際に映像を記録したものを再生するデモが展示されていました。

(41)技術成果の活用案内および実用化開発の紹介

2008052209   

月面観測衛星「かぐや」に搭載されているものと同型のハイビジョンカメラが展示されていました。

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2008/03/12

NHK技研公開、今年(2008年)は5/22より

NHK放送技術研究所のオープンハウス「技研公開」ですが、今年の開催概要が発表されています。

平成20年度放送技術研究所の公開について

一般公開の期間は5/22(木)~25(日)まで。時間は朝10時から夕方6時(最終日は5時まで)との事で、昨年までより1時間延長となっています。

※「技研公開2008」のリポートをこちらにまとめています。あわせてご覧ください。

[2008/04/29更新]URL変更を反映しました。
[2008/05/24更新]リポート記事のURLを追加しました。

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2007/12/16

今月号の「放送技術」に「ケータイ大喜利」のシステム概要が紹介

兼六館出版が毎月発行している「放送技術」というギョーカイ専門誌をご存じでしょうか?

この雑誌は、主に放送局・映像制作会社のエンジニアを対象とした技術専門誌で、制作(映像・音声・照明)、伝送(回線・無線)、ハコもの(社屋・スタジオ・中継車)系の事例が数多く紹介されています。

この雑誌の12月号に掲載されている「携帯電話を活用した視聴者参加型双方向番組の制作」という記事に、NHK総合テレビで放送されている「着信御礼!ケータイ大喜利(第1・第3土曜深夜)の投稿受付システムが紹介されています。

システム構成図(ポンチ絵)によりますと、携帯電話から接続するフロント系のサーバーはイース社の「イース・テレッピ」を利用、CG連動はテクノネット社に委託している模様。

ただ、このシステムの弱点は、イース社のシステムとテクノネット社のシステムとのインタフェース。

放送作家の一次審査を通過した投稿はイース社のサーバからテクノネット社管轄の投稿確認PCにファイルで送信される(プロトコル不明)のですが、このI/Fが落ちると番組が成立しなくなってしまいます。

実際に、昨年12月の放送では、3問目の途中でデータが上がらなくなる不具合が発生し、千原ジュニア端末の一覧画面に1件も表示されない状況に陥りました。(幸い4問目からは問題なくデータが上がっていたようです。)

兄弟番組の「Shibuya DeepA」では予備系として、一次審査を通過した投稿をプリントアウトすることが可能ですが、「ケータイ大喜利」の方は作画端末との連動が必須のため、そうはいかないのでしょう。

#「放送技術」は全国の書店でお取り寄せ可能です。
 陳列されている書店はそう多くないですが、モトスミでは井田小学校近くの「東文堂書店」に陳列されていることがあります。

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2007/10/29

アドエスで音楽配信サービスが利用可能に~ウィルコム

本日付でウィルコムより以下の発表がありました。

音楽配信ポータル W+Music の提供について
~PC向け音楽配信サービスがAdvanced/W-ZERO3[es]で利用可能に~

この発表によりますと、PC向け音楽配信サイト「mora win」「OnGen USEN MUSIC SERVER」を、アドエスでも利用可能になるとのこと。

また、楽曲の購入代金についてもPHS通話料と一緒に支払い可能とのことですので、Webサイトで個人情報やクレジットカード情報を入力するのにためらいがある方も、気軽に利用できるものと思われます。

ただ残念なのが、著作権保護技術の関係で、再生できるのがWindows Media Playerに限られること。WMPって、プレイリストが貧弱で使いづらいんですよね。

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2007/08/01

電話番号の使用状況が発表~総務省

総務省より平成18年度の電気通信番号(=電話番号)の利用数が発表されました。

報道発表資料はこちら

0AB~J番号(固定電話+ひかり電話等)とか、050番号とか、携帯電話とか、そういうメジャーものはおいといて、本稿ではそれ以外のマイナーな番号をいじってみたいと思います。

070(PHS)

500万契約でほぼ横ばい状態ですが、NTTドコモのPHSが来年1月でサービス終了となるため、ドコモPHSユーザのウィルコムへの移行、もしくは解約が発生すると想定されます。

#そもそも、今時ドコモのPHSユーザって「ドッチーモ」ユーザ以外にいるんでしょうか?

020(無線呼び出し、いわゆるポケベル)

まだ12万契約もあったんですね。

NTTドコモが今年3月でクイックキャストを終了したため、来年に加入数が激減することが想定されます。

こちらも、現在サービスを提供しているのがYOZANと沖縄テレメッセージのみ。

060(UPT、いわゆるeコール)

こんなサービス初めて知りました。

全国統一の仮想的な電話番号を割り当て、それに電話回線を紐付けることにより、転居しても電話番号が変わらないというサービスのようです。

そもそも固定電話で連絡をとるユーザが減っているところに、IP電話などの新しい回線に対応できないなど、現在の通信事情にそぐわなくなっているのが現実。

そのため、今年9月にはサービスを一部サービス終了するとのこと。

それにしても、3万契約というのは何とも寂しい...

0170(特定者メッセージ蓄積・再生、いわゆる伝言ダイヤル)

利用数が49って中途半端だなぁと思ったら、47都道府県+旭川+釧路の49箇所に受付電話番号があるとのこと。

#ちなみに、このサービス本当に使われているんですかね?

0990(情報料代理徴収、いわゆるダイヤルQ2)

昨年末の加入数は183件。

一時期はエロ番組あり、テレホンサービスありと盛りだくさんだったのですが、最近は「この電話番号にお掛けいただくと募金ができます」といったお気軽募金ダイヤルぐらいにしか使われていない様子。

そういえば、昔はダイヤルQ2にモデムでつなぐインターネットプロバイダなんてありましたね。

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2007/07/28

ウィルコムの最新携帯買っちゃいました

ウィルコムから7/19に販売開始したスマートフォン「Advanced W-ZERO3[es]」ですが、ついに手を出してしまいました。

もともと小生はPCメール閲覧用に東芝の無線LAN機能搭載PDAを、AirEdge用にCFタイプのデータカードを保有していました。

しかし、今年PDAのスタイラスペンを那覇空港で無くしてしまい、代わりのスタイラスペンを買ったらこんどは勢い余って無線切替スイッチを壊してしまい、ついにはPHSでしかメールが受信できない状態に。

そこで、代わりのWindows CE端末はないか? と物色していたのですが、東芝はもう後継機を作ってないですし、他社の機種を探そうにも電気屋にはもうCE端末を店頭に置いてない状態。

いま家電量販店で扱っているCE端末といったらウィルコムとイーモバイルぐらい。イーモバイルはサービスエリアに問題があるため、消去法でウィルコムにするしかなかったわけです。

で、使用感はどうなんだって?

ごめんなさい! いま並行稼働中なので、後日ご報告します。

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2007/06/07

BUFFALO製ワンセグチューナー「ちょいテレ」に高感度機種

バッファローのUSBワンセグチューナー「ちょいテレ」の新機種「DH-KONE/U2」が発表されました。

http://buffalo.jp/products/new/2007/000500.html
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/dh-kone_u2/

このシリーズですが、初代ちょいテレ(DH-ONE/U2)を持っておりますが、非常に感度が悪く、外部アンテナがないとほとんど映らない代物でした。

#羽田でもほとんど映りませんでした(泣)

今回の新機種ではブースターが内蔵され、標準アンテナも従来の倍の290mmとなるなど感度対策が講じられているとのこと。

出荷予定は6月下旬と、夏のボーナス商戦に真っ向から勝負する形となっておりますが、初代ちょいテレのように供給不足とならないよう、メーカーさんには頑張ってもらいたいものです。

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2007/05/25

NHK「技研公開2007」リポート(3)ポスター展示、ほか

<ポスター展示>

24~25日にかけて、地下1F駐車場で「ポスター展示」がありました。(本日で終了しました。

基礎研究というだけあって、モノとして展示しづらいテーマが10点ほど取り上げられていました。

「とりあえずこんな事考えているんですよ」というレベルから、さりげなく貼り付けているグラフが妙に説得力を持つものまで色々ありました。

その中で最も面白いと感じたのがこちら。

「年代別聴力調査と聴力特性を考慮した音声補償方式」

2007052501

何が最も面白いかといいますと、下のグラフです。

2007052502

「年代別にどの周波数がどれだけ聞き取りにくいか」という調査結果なんです。

で、70歳代以上のグラフが10kHzを前に途切れているのは「被験者の半数が聞き取れなかったので、平均を取れなかった」との事。

<研究発表>

一応全部の発表聞いたんですが、まとめようがないのでこのブログでは大胆に割愛させていただきます。まぁ展示で同じ事やってますしね。

…というわけで、技研公開レポートはこれでお開きです。また来年をお楽しみに(笑)

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NHK「技研公開2007」リポート(2)講演

24日(木)午後から、講演がありました。

<講演1>
 演題「放送の未来に期待すること ~放送の技術革新とネット時代の「忘れ物」 ~」
 講師 山根 一眞 氏(ノンフィクション作家)

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愛機のMacに保管されている様々な写真・映像・音声を上映しながらの講演でした。主な話題は以下の通り。

・技術の発達に伴い、放送機材と同等のものが取材やプライベートでも使えるようになった。

・著書「ドキュメント東京のそうじ」の取材で、8ミリビデオをはじめて取材に使用。

「しんかい6500」1000回目の潜行に同乗時、民生用ハイビジョンビデオカメラを船内に持ち込み。この映像は貴重な土産となった。

・新しい技術が次々に出ているが、それにジャーナリズムがついて行っているか?
 総理のぶらさがり取材を見ていると、総理に反論する記者がおらず、まるで広報係である。

<講演2>
 演題「欧州における公共放送研究とNHK・BBCの研究連携」
 講師 Huw Williams 氏(Head of Research and Innovation, BBC)

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BBCでの研究内容の紹介と、NHKとの連携状況について説明がありました。

<講演3>
 演題「放送の未来を創る」
 講師 谷岡 健吉 氏(NHK 放送技術研究所長)

2007052407

2007052408

政府の「イノベーション25」と、文研の調査結果を紹介し、放送100周年となる2025年においてもテレビが生活の中心となるメディアをめざしているとの事。

技研の研究内容について総花的な説明があった後、発表の最後に「人材育成の大切さ」を、所長自身の経験を紹介しながら語られました。

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2007/05/24

NHK「技研公開2007」リポート(1)公開展示

前回の記事でお伝えした通り、本日より「技研公開2007」がスタートしています。

おかげさまで本日有給休暇が取れましたので、丸1日会場を回ってきました。その模様をレポートさせていただきます。

2007052401

<公開展示>

合計36テーマの公開展示がありましたが、その中で小生が注目したものをご紹介します。

(6)緊急警報放送によるワンセグ端末の自動起動

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地震・津波発生時によくニュースで「ピロピロピロ・・・」という「緊急警報放送(EWS)」が鳴りますが、これをデジタル化して、ワンセグ受信機で受信して、自動で受信機の電源をONさせられないか?という研究です。

今回の展示では、携帯電話と同じ大きさのアダプタ(試作機)が出来たという段階でのデモでした。一応、電波が出てから約1秒で起動出来るとのことでしたが、実際の製品で何秒で起動するかは各携帯電話メーカーの設計思想による(電波を何秒間隔で受信するか、1回受信で起動するか閾値を設けるか)とのことでした。

(7)ワンセグ連結再送信システム

2007052403

地下やビル構内などでワンセグ電波を再送信する研究です。

各テレビ局の地上デジタル放送の電波からワンセグ部分のみを取り出し、ぜんぶ一つの電波に乗せて再送信する方式のようですが、現在発売されているワンセグの受信機はこの仕組みには対応していないとのこと。

(11)スーパーハイビジョンシステム

今年の上映は、有馬記念(ディープインパクトのラストラン)と上空の空撮でした。

スーパーハイビジョンの上映は、座り位置が悪いとがっかりするのですが(端の座席のすぐ近くにスピーカーがあるため)、今回は珍しく最前列中央の席に座れました。

有馬記念、ピンぼけ具合もスーパーハイビジョン級でした。

(14)薄型光ディスク

2007052404

Blu-Rayディスクと同じ片面25GBのディスクの規格はほぼそのままで、非常に薄く作ることで、場所をとらないから大容量化?という技術です。

薄いディスクを安定して回転させることを考えたら高速回転(15krpm)になって、結果として高スループット(250Mbps)が実現できました、という説明でした。

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2007/05/21

NHK技研公開2007は24日から

世田谷区砧にある「NHK放送技術研究所」の一般公開「技研公開2007」が今週24日(木)~27日(日)まで開催されます。

24日は山根一眞氏ほかによる「講演」(事前申込者のみ入場可能)、25日は主要研究員による「研究発表」が行われます。

また、建物内を巡りながら最新技術に触れられる「公開展示」は、期間を通じてご覧いただけます。

小生は5年ほど前から毎年通っていますが、会社の業務と全くリンクしないので、年休なり午後半休なりをとって行っています。

最近は、放送も通信も、研究開発の内容にさほど違いはないのですが、その技術に対する視点がそれぞれ違っていておもしろいです。

個人的には、サービス開始間近の仕組みを事前に勉強することができ、今後の家電購入の参考になっています。

今年は2日連続で休暇が取得できそうですし(あくまでも現時点で、ですが)、木曜の「講演」の入場証もGetできましたので、2日間かけてゆっくり見て回りたいと思います。

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2007/04/07

「業務用」ですが、ドラマの話…

ちょっと古い話題で恐縮ですが…

NHK総合テレビで先月末に放送されていた「特集ドラマ グッジョブ~Good Job」。
(3/26-30 23:00-23:30)※関東は政見放送のため第5話を3/31に放送

職場の同僚がヤマハのニュースリリースを教えてくれたのを機に、5話分ぜんぶ観てしまいました(^^;

ニュースリリースを見たときは、「ヤマハ製品が出るのって、どうせ小道具の一部だろう」ぐらいに思っていたのですが、ところがどっこい! 第3話の後半でしっかりストーリーに入ってました。

しかもヤマハだけではなく、ところどころに各メーカーの現行製品が、機種名バレバレの状態で設置されています。例えば、こんな感じ。

<富士ゼロックス>
コピー機:ApeosPort-II C7500
 ※第3話の冒頭で、「グッジョブ3話見積書アタマ」というファイルを印刷するときに、
  ドライバ名が表示されますね。(このファイル名、何とかならんかったのかい!)

大判プリンタ:DocuWide 3030
シュレッダー:Trust-Eco 1500
 ※いずれも、「PC室」の風景で、背後に映ってます。
  (営業2課「単独」でPC室があるのもどうか、と突っ込んでみる...)

<ヤマハ>
スイッチングハブ:RTX2000(本当はルーターです)
 ※第3話で、床下めくってLANケーブルの差し替えやってる機械です。
  オプションのLANモジュール「YBB-8FE-TX」を増設しています。

ルーター:NetVolante RT58i
 ※第3話で、背面が堂々と映ってます。

カタログ:PJP-50R(IP電話会議システム)
 ※二岡(サエコ)が手に持っているカタログですね。

<アップル>
二岡の彼氏が購入したPC:Mac mini
 ※TVチューナーはピクセラ「PIX-TV300-PUM」です。こちらはロゴ丸出し!

<その他>
会社のPCは、デスクトップは富士通(FMV Dseries)、ノートは東芝(個人用Dynabook)
 ※ハイビジョン映像でも型番までは読み取れず。
  DynaBookについては公式サイトに画像があり、無線LAN搭載(Centrino Mobile Technologyの
  エンブレムあり)であることまでは判明

[2007.04.25更新]
再放送が決定しました。NHK衛星ハイビジョン 2007/6/9(土)14:30-17:00です。
まだご覧になっていない方はぜひ。

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