【備忘録】サーバ仮想化時におけるライセンスの考え方
以前このBlogで「マルチコアプロセッサに関するライセンスの考え方」という備忘録を掲載いたしましたが、これが結構検索エンジンに引っかかるようでして、これまで多数の方にご利用いただいております。
さて、マルチコアプロセッサと並んで面倒なのが「サーバ仮想化」。これがまた各社ばらばらでして、さきのマルチコアプロセッサの件とも相まってよりライセンス計算を困難にさせています。
というわけで、主要各社のライセンス数計算ポリシー文書へのリンクをまとめました。
ちなみに、Impressの「Enterprise Watch」に「サーバー仮想化で損をしないライセンスの選び方」という記事が掲載されていますので、そちらも参考になると思います。
※ご注意: |
○Microsoft
【ポリシー】
・サーバOS製品
Editionにより異なる
Windows Server Standard…ホストOS×1+ゲストOS×1
Windows Server Enterprise…ホストOS×1+ゲストOS×4
Windows Server Datacenter…無制限(物理1ソケットあたり1ライセンス)
・サーバ製品(プロセッサライセンス)
仮想プロセッサ数ベース
※1ライセンスにつき、物理サーバの1ソケットあたり搭載コア数まで割当可
物理サーバの全プロセッサ分を購入するとゲストOS側は無制限利用可
・サーバ製品(サーバ/CALモデル)
サーバライセンス:物理サーバ単位で課金
CAL:ゲストOSごとに重複購入の必要なし
【参考文書】
「仮想環境での Microsoft サーバー製品のライセンス」(Word)
「仮想化テクノロジを使用して実行する Windows Server 2008 のライセンス」(Word)
○NOVELL(SUSE LINUX Enterprise Server)
【ポリシー】
・物理サーバごと(ゲストOS無制限)
【参考文書】
「サブスクリプションライセンスと価格設定ポリシー」
○IBM
【ポリシー】
・物理サーバで勘定する場合とゲストOSで勘定する場合でSKUが異なる
物理サーバベース=「Processor Value Unit (PVU)」
ゲストOSベース=「Sub-capacity License」
【参考文書】
「IBMパスポート・アドバンテージ サブキャパシティー・ライセンスの最新情報」
「サブキャパシティー・ライセンスに関する特則」(PDF)
○Oracle
【ポリシー】
・仮想化方法により異なる
・Hard Partitioning(LPAR/Micro-Partitionsなど)
…ゲストOSのプロセッサ/コアで算定
・Soft Partitioning(VMWare/Hyper-Vなど)
…物理サーバの全プロセッサ/コアで算定
【参考文書】
「Oracle Partitioning」 (PDF)
「FAQ」
※一番下の「Partitioningライセンス」を参照
○セゾン情報システムズ(HULFT)
【ポリシー】
・ゲストOSごとに必要
【参考文書】
「HULFT7 製品構成表/標準価格表」

